商品紹介

アイロニカは土壌に存在するミネラルのうち、植物の生育に最も重要と考えられる鉄イオンを供給する土壌改質剤の一つです。
私たちが開発したアイロニカは、木屑・落ち葉・もみ殻などの社会的廃棄物を原材料として使用しています。最大の特徴は植物が成長する際に重要となる鉄イオンを、地球温暖化の影響を受けずに、容易に提供できるような化合物に変えていることです。
これは天然の落ち葉に含まれているとされる“フルボ酸鉄”と化学的に近い状態にあり、アイロニカは「人工フルボ酸鉄」として利用して頂けます。
使用する土壌の面積や立地条件により、また、対象となる植物により、2種類のタイプがあります。
どちらも効能は変わりません。

@水に不溶な固型アイロニカ
A水に溶かして利用する液体アイロニカ

用途に合わせた2種類のタイプ

@固型アイロニカ
水に不溶ですが、植物の要求に応じて(ムギネ酸などが放出されたときのみ)、鉄イオンを植物に容易に与えることができるように、設計された画期的な化合物です。
地面にまいても、水に不溶なので害がなく(雨が降っても流れ出すこともなく、他の肥料との複合弊害が起きない)、地球環境に非常に優しい化合物です。(Nishida、JP2019-137590A)(肥料の複合弊害とは、硫安、リン酸肥料(水溶性)の硫酸イオン、リン酸イオンなどがカルシュウムイオンと反応して沈殿することで土壌が固くなることです)
固型アイロニカ(アイロニカー10)の効能を、畑にてキクで実証しました。
また、プランター栽培にて,イネでも効果が認められました。
A液体アイロニカ
固体アイロニカ同様に食品添加物である水溶性の非ヘム鉄からしたもので、固形アイロニカとまったく同様の効果を示す液体です
基準値まで水道水で希釈した溶液を樹木・野菜の根にまくことで鉄イオンの効能を発揮させるものです。

最大の特徴は、不耕起栽培や果樹をはじめとする樹木類の土壌など、耕すことができない場所では固形アイロニカを混ぜ込むことができず、根にアイロニカが接触しません。しかし液体では、根の周りに散布するだけで土壌中に染み込むことで、地中深くの根にもアイロニカの成分が接触することで、根からの吸収を可能とします。

現在、定植から長い年月が経ち、害虫や病気に対する抵抗力や花の咲き具合が低下した樹木を中心に枯れ木に花を咲かせる運動と題して、活動を行っております。
樹皮に付着したカビを減少させる(抵抗力の回復)という実験も同時に行っております。

水性アイロニカの新しい機能

水性アイロニカの新しい機能、かえでとさくら
自社で実験中
イネに関しては,プランターでの栽培実績しかないため,令和5年より様々な立地の水田にて実験を行っております。まだ圃場での実績が少ないことから,使用量や対費用効果について検証しているところです。
そのためキロ単価を出すことができず,お売りすることができません。
ただ,アイロニカを使用したコメは出荷できておりますので,土壌やコメ自体に対する悪影響は全くありません。そのことにつきましては,公開特許・有機JASにて明らかとなっております。

もし,アイロニカにご興味がございましたら,ご連絡頂きたく存じます。
その際,どのような場所で,栽培されている作目を教えてください。
場合によってはサンプル提供が可能な場合がございます。

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